インタビュー~株式会社麺食様~

グローバル展開を見据えた採用戦略

User Interview

10年以上に及ぶ高度人材領域での実績を元に、2020年4月から在留資格「特定技能」での採用/就職支援をスタートしたフォースバレー・コンシェルジュ株式会社。
今回は外食現場での外国人採用を積極的に推進されている株式会社麺食の杉原様より、お話を伺います。

Profile

株式会社麺食

事業推進本部 杉原 伸次 様


Connect Job WORKERS導入以前の採用活動において、どのような課題があったのでしょうか?

特定技能制度が始まった当初(2019年4月)、既に外国籍社員が3割おり特定技能により更にダイバーシティが加速すると社内でもみんな興味津々でした。
しかし、特定技能制度や細かな情報が公開されておらず、当初はノウハウを貯めていくことが難しかったです。実際に、外食の評価試験の応募がパンクしたり、外国人材からの需要とテスト件数が追いついていなかったり、認可数が少なかったり…こちらとしても人材を取るチャンスがなかなか無かったですね。さらに、それに応じた情報収集の術がなかったのも事実でした。

User Interview

採用における課題としてはFC店の人材不足解消が急務でした。弊社としては、早い段階で登録支援機関の認証も受け、現在は採用→在留資格の手続き→支援→転職までの一気通貫の内製化を目指しています。

今後グローバル展開を見据えた採用戦略を検討しています。そして、世界中に喜多方ラーメンや日本の食文化の想いをつたえていくことは使命だと感じています。現在アメリカに6店舗店舗展開しており、今後も積極的な出店を計画をしております。それに続けとベトナム、ネパール、インドネシア、中国と母国での出店を果たし「錦を飾りたい」という強い想いはありますね。そのためにも、人材不足を解消しながら、事業拡大を一緒にしてくれる仲間が必要です。

Connect Job WORKERS導入の決め手はなんだったのでしょうか。

FVCのサポート体制が一番大きかったかと思います。
実際に、FVとは複数回にわたり、海外出張や現地での採用活動から入社までのサポートをしてもらっています。そういった信頼の蓄積は正直大きかったです。
特定技能という新しい在留資格に対する採用となり未知な領域ともなるため、なるべく気心知れた企業とご一緒したかったのは正直な所ですね。

今後、Connect Job WORKERSに期待することはなんでしょうか。改善ポイントも含めて教えてください。

今後、自社では特定技能人材が増える事を想定し、採用・在留資格の手続き・支援・転職サポートまでを一貫した内製化に向けて動いています。実際に、3名の特定技能人材採用を経て見えてきた課題としては、「書類回収の煩雑さ」です。
特定技能へビザを切り替える際に必要な書類の中には、指定のフォーマットがあったり、海外の方が取得するにはなかなかハードルの高いものもあります。こういった申請に必要な書類が、事前に集まっているとかなり便利だと思います。

User Interview

最後に、特定技能採用について今後の展望をお聞かせください。

外食産業は、コロナによって最も打撃を受けている業界の内の1つですが、実は、海外の一部店舗ではもうすでに売上が戻ってきている状況です。日本国内でも、まだ完全回復とは言えないですが、徐々に回復してきています。そのため、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除された後、外食産業での人材不足は確実であり、人材獲得は大きな苦戦を強いられると予想しています。

だからこそ、今特定技能人材での優秀な人材を採用し、自社の強みである候補者の一貫サポートを活用し、更なる人材獲得を目指していきたいと思っています。

Connect Job WORKERS導入前、登録支援機関としてどのような課題がありましたでしょうか?

弊社は外国人材を取り扱う登録支援機関団体ですが、元々ベトナム人材を強みとして活動をしてきました。実際に、ベトナム人スタッフもおり、Facebookを通した集客獲得を実施してきました。今後、集客における多国籍化に対応するため、ベトナムを含めたより広い国籍や地域での募集に対応できるチャネルを探しておりました。

このConnect Job WORKERSでは、多国籍な人材の登録者がいることが最大の魅力でした。実際にお客様の中には、フィリピン人、ミャンマー人、インドネシア人の方への需要が高まっていることもあり、多国籍な人材にアプローチできることは大きなメリットだと感じています。